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株で失敗しないためのコツとは?

株を始める大きなきっかけとなるのが、他の人が儲かった話です。「元手10万円が500万円になった」「主婦の私でもできました」など。
買値の何十倍にも化ける株もあるので、株で財産を築くといった例もあります。
しかし、それはごく稀な話。ごく稀だからこそ大きく宣伝され、映画やドラマで描かれるのです。
しかし実際は成功者の影に多くの失敗者がいます。
株で失敗しないコツは、リスクを理解して管理することです。

株で失敗する人の共通点

ロスカット(損切り)にルールを設ける

株で継続的に利益を出すために、値上がりする銘柄を見つけることと同じくらい大切なのがロスカット(損切り)です。
株価が下がってきた時、多くの初心者は「待てばまた戻るのではないか」と損切りがなかなかできません。
失敗を確定させたくないという心理が働いて、期待を抱いてしまうのです。
売るタイミングを逃して下がり続けると、今度は売るに売れません。
結局、「いつかまた上がるかもしれない」と淡い期待を抱いて放置するしかなくなります。
この状態を、俗に「塩漬け」と言います。
塩漬けにあてた資産は動かせませんから死んだも同然で、新たな投資をするためには予算を追加せざるをえません。
塩漬けを作らないためには、ロスカットに一定のルールを設け、それには忠実に従うことです。

安易に資金追加しない

負けていると、早く取り戻したいという気持ちで焦ってしまうかもしれませんが、そこで安易に資金追加したり、勢いで株を買ったりすると、負のサイクルが始まります。
「次こそ勝つはずだ」「もっと大きなお金をつぎこめば一発逆転できるのでは」という根拠のない考えが浮かんだら要注意。ギャンブル思考に陥っている証拠です。
余裕のあるお金でだけ株取引していれば、たとえ負けても自己資金がなくなるだけで、一夜にして破産なんてことにはなりません。
胃は痛いかもしれませんが、それだけです。
しかし、生活資金をつぎ込んだり、信用取り引きに手を出したりして負けると、借金を負って人生を狂わされてしまいます。
負けている時こそ冷静になりましょう。

自分で銘柄を理解し、戦略を持って買う

株取引は元本保証がなく、すべて自己責任です。投資顧問も証券マンも、そのアドバイスに何の責任もとってくれません。
それなのに、投資顧問や証券マンの言いなりになって売買していていいはずがありません。
銘柄ごとに戦略は異なります。
戦略を立てずに買うということは、いつどうなったら売るのかわからないということです。証券マンは取引の手数料を収入源としていますから、売りでも買いでも、とにかく顧客に株を動かして欲しいのです。
そういう面では、口コミで勝負をしている投資顧問の方が、まだ親身になってくれる印象です。
やや遠回りですが、顧客が利益を出せばそれが返ってくるのが投資顧問だからです。

リスク分散する

株は元本保証のない投資ですから、当然ですがリスクがあります。
気に入っている会社があるから、株価が上がっているからといって、ひとつの銘柄に資産を集中させるのはNGです。
どんなに好調に伸びている会社でも、不可避な外敵要因で株価が暴落するということはありえるからです。
天災で工場が全壊するかもしれませんし、ライバル会社が新しい商品を出して大ヒットするかもしれません。
従業員の一人がTwitterで不適切な画像をアップするだけで、株価が影響を受けることだってあります。
ひとつの銘柄に資産を集中させるということがどれだけハイリスクかおわかりでしょう。
分散投資は投資家には非常に大切なことです。

情報収集を怠らない

気軽な気持ちで手を出してみたものの、買った後どうしたら良いかわからない、という状況になる初心者投資家は多いです。
買うよりも売る方が難しいのは、売るためには慎重な見極めが必要だからです。
見極めるためには、判断材料となる情報が必要です。
日常的に経済だけでなく世情全体を観察して情報収集できる、勉強が楽しいという方は株に向いています。
逆に、そんなことはめんどくさいと思う方は、そもそも株取引に向いていません。

株の世界には罠もあるので注意する

株取引は、プロもアマチュアも同じ土俵で闘っています。
中には、「仕手筋」と呼ばれるタチの悪い投資家集団がいて、株価を意図的に操作して利益を出しています。
彼らは潤沢な資金力を持ち、大量の買い注文や売り注文を出し、アマチュアの一般投資家を誘い込むのです。
こうした株のことを「仕手株」といいます。
ネット掲示板の情報も、株価操作を目的としてスレッドが立てられるので、うのみにしないことが大切です。